トレビアンフランス語アカデミーの講座について

移住・仕事・趣味──目的は違っても、必要なのは同じ“基礎力”。
6か月で、「使えるフランス語」の土台をつくる。

フランス語を学ぶ理由は、人それぞれ。
留学、駐在、移住の準備として。
将来フランス語圏で仕事をしたいという夢のために。
あるいは、ただ純粋にフランス語やフランス文化が好きだから——。

どんな目的であれ、フランス語を「使えるようになる」ためには、
最初にしっかりとした“基礎力”を身につけることが何より大切です。

文法のしくみを理解し、自信をもって文章を組み立てる。
文字を読めて、正しく発音できる。
知っている単語で、少しずつ自分の気持ちを伝えられる。

そんな「自分の言葉として使えるフランス語」の土台を、
トレビアンフランス語アカデミーでは6か月で無理なく身につけられるように設計しています。

 

トレビアンフランス語アカデミーのコンセプト:本気で6か月間でフランス語の基礎を学ぶ

この講座ではゼロから6か月でフランス語の基礎を習得するために、次のようなステップをふみます。

 

1.フランス語を学ぶ目的を明確にする

トレビアンフランス語アカデミーでは、フランス語を学び始める前にまず「目的」を明確にしていただきます。「フランスで料理を学び、将来は自分のレストランを開きたい」「フランスでバイオリンの腕を磨き、日本や海外で演奏活動をしたい」「スイスでホテル経営について学び、ホテル関係の仕事につきたい」など、皆さんにはさまざまな目的があると思いますが、今一度、その目的を自分の中で明確にしていただきます。その際には「自分の半年後、1年後、3年後」の姿もしっかりとイメージしてもらいます。

常に目的を意識し、「そのために自分にはフランス語を学ぶ必要があるんだ」と思い続けることで、フランス語習得のための重要なモチベーションをキープすることができるのです。


2.フランス語を正しく、そして自信をもって発音する

フランス語を学ぶ第一歩は、「読めること」。
つまり、初めて見る単語でも声に出して読めるようになることです。

フランス語には「発音が難しい」というイメージがありますが、実は英語よりも読み方のルールがずっとシンプル。たとえば、“i” という文字は、英語では “idea” では「アイ」、”idiom” では「イ」と読み方が変わりますが、フランス語ならいつでも「イ」。ルールを覚えてしまえば、知らない単語でも迷わず読めるようになります。

実際、私はタイとマレーシアに住んでいたことがあります。
タイ語の「出口」は「ทางออก」──一文字も読めません。
でもマレー語では「keluar」。英語と同じアルファベットなので、見ればなんとなく読めて、覚えやすさがまるで違いました。

フランス語もアルファベット表記。
読み方のルールさえ身につければ、すぐに声に出せるようになり、発音の不安もぐっと減ります。
そして、「声に出せる」ということは、聞ける・話せる力の土台になるのです。

トレビアンフランス語アカデミーでは、まずこの「読む力」と「正しい発音」をしっかり身につけ、自信を持ってフランス語を口に出せるようになるところからスタートします。


3.文法の基礎をしっかり身につける

フランス語を話せるようになるには、文法の土台が欠かせません。
「会話から入る学習法」は一見魅力的に見えますが、日本語のように言語構造が異なる言語を話す私たちにとっては、文法を飛ばしても応用がきかず、かえって遠回りになることがあります。

例えば、入門テキストでよく出てくる自己紹介のフレーズ
「Je m’appelle Nicolas.(私の名前はニコラです)」

これはスペイン語話者にとっては
「Me llamo Nicolas.」と文構造が似ていて理解しやすいのですが、私たち日本人にとっては、「s’appeler(代名動詞)」という概念自体が馴染みがなく、文法の説明なしに応用するのは難しいのです。

また、私の知人のカンボジア人女性は、10代でフランスに移住してから40年以上暮らしていますが、文法をきちんと学んだことがなく、今も過去・未来・現在の時制の区別が曖昧で、話のつながりが分かりづらい場面がよくあります。

このように、文法を学ばなければ、一定レベル以上にはなかなか上達できません。

大人の学習者にとって、文法は「話すためのツール」です。
文法の基礎さえあれば、アウトプットと練習次第で、いくらでも「自分の言葉」で話せるようになります。

だからこそ、トレビアンフランス語アカデミーでは、全40レッスンをかけて文法の基礎を徹底的に解説し、「伝わるフランス語」を話す力を育てていきます。


4.単語を覚える:使って覚える、だから忘れない

文法という骨組みがあってこそ、単語が生きてきます。
そして、語学が上達する最大のカギのひとつが「語彙力」です。

海外に暮らしていると、語彙は自然に増えていきます。
熱が出たら病院で症状を説明しなければならないし、Wi-Fiが切れたら業者に電話して状況を説明しなければならない。

「熱って何て言うの?」「ネットがつながらないって?」と調べて話して…を繰り返すうちに、必要な単語は自然と定着していきます。

ポイントは、「自分の生活と結びついた単語」は忘れにくいということ。
単語帳で覚えた言葉は忘れがちでも、「自分で調べて、自分の口で使った言葉」は記憶に残るのです。

たとえば、私がまだ「(鳥の)巣=nid」という単語を知らなかったとき、
とっさに「鳥の家(maison d’oiseau)があったよ」と言いました。
少し子どもっぽく聞こえたかもしれませんが、伝わればOK。
そんなふうに、知っている単語を組み合わせて表現する力も、語学の大切なテクニックです。

単語は一気に完璧を目指さなくて大丈夫。
使ってみて、間違えて、また覚え直していくうちに、少しずつ“自分の言葉”になっていきます。


5.文法と単語を使って、自分の言葉で話してみる

文法と語彙の基礎が身についたら、次は実際に「自分の言いたいこと」を口に出す練習へ。
間違えてもかまいません。話してみることが、上達へのいちばんの近道です。

「発音に自信がない…」と感じる方も多いですが、心配はいりません。
私がマレーシアに住んでいたとき、現地の人々はマレー系・中国系・インド系などさまざまなバックグラウンドを持ち、それぞれ異なるアクセントの英語を話していました。ときには「え、これ英語だったの!?」と思うこともありましたが、ちゃんと通じていたのです。

フランス語も同じです。フランスだけでなく、スイス、ベルギー、ケベック、アフリカなど、世界中でさまざまなアクセントのフランス語が話されています。
つまり、「完璧な発音」よりも、「伝える意志」こそが大事なのです。

堂々と、日本語なまりのフランス語で大丈夫。
文法と語彙がしっかりしていれば、あなたの言葉はちゃんと届きます。

プログラムの詳細をお知りになりたい方は、ぜひ一度体験レッスンにご参加ください。

 

フランス語を短期間で習得する3ステップ

以上から、トレビアンフランス語アカデミーでフランス語を習得する3ステップをまとめてみました。

 

ゼロから6か月で効率的に基礎フランス語を学ぶための4つの領域

トレビアンフランス語アカデミーでは、これらの3ステップを最後まで続けていただくために、以下の4つの領域をつかいます。

① 第二言語習得論に基づくフランス語習得法

  • まずはフランス語を学ぶ目的を明確にする(語学学習にはモチベーションが大切)
  • 「語学学習に終わりはない」からこそ到達目標を細かく設定する
  • 「理解可能なインプット」の繰り返しで、徐々に語学力をレベルアップしていく
  • 充分なインプットの後に「書く」「話す」といったアウトプットの練習をする

 

② 世界中いつでもどこでもできるオンライン反転学習+マンツーマンレッスン

反転授業とは?「生徒が主題についてまず自習をし、教室では教師が個々の生徒に合わせた指導を与える形態の授業」

 

トレビアンフランス語アカデミーではこの反転学習のメソッドを取り入れ、学習者の皆さんにはまず動画で各テーマをくりかえし学習していただき、週に1回の講師とのオンラインのマンツーマンレッスンの際には、学習した内容が理解できているかをチェックします。従来であれば講義に出て講師の授業を聞いた後、自宅で各学習者が宿題に取り組む形ですが、このオンライン反転学習だと、まず学習者が好きな時間に好きなだけ繰り返し動画で学習をし、そのあとで講師が理解できていない部分にフォーカスして指導することができるため、忙しい方々でも効率的に学習していただくことができます。

また、オンライン反転学習の強みは、オンラインレッスンでありながら体系的に語学の基礎を学べること。よくあるオンラインの会話レッスンだと、レッスンのたびに講師が変わったり、毎回学ぶ内容が明確にされていないために単なるおしゃべりだけで終わったり、何度も同じ内容を繰り返したり。こんなレッスンでは、長年続けていてもあまり上達しません。

1レッスンごとに確実に学びがあるようにまずは会員サイトにある動画で何度も自己学習をし、それにそってオンラインでのマンツーマンレッスンを受け、講師がチェックをする。これがトレビアンフランス語アカデミーのプログラムの特徴です。

 

【レッスン動画やその他の動画コンテンツがいつでも視聴できる、受講生専用会員サイト】

 

 

 

【Zoom を使った、週に1回のマンツーマンオンラインレッスン】

プログラムの詳細をお知りになりたい方は、ぜひ一度体験レッスンにご参加ください。

 

 

③ フランス語習得までの目標達成・習慣化マネージメント、コーチング

講師が語学学習を習慣化するためのお手伝いをします。語学を早く習得するには、インプットとアウトプットの量がかなり必要です。トレビアンフランス語アカデミーでは、週に1回のオンラインレッスンで講師とレッスンするだけでなく、平日毎日、LINE をつかって皆さんに聞き取り会話を送ったり、音読の練習をしていただきます。フランス語学習を習慣化することが、上達への一歩です。隙間時間(耳が空いている時間や目が空いている時間)をリスニングなどのトレーニングに有効に使うようにしましょう。

【平日毎日送っているフランス語会話の音声】

 

【ラインを使って講師に送る、音読練習】

【講師による音読練習のチェック】

 

④ 受講生同士が交流できるコミュニティ”On parle français”

自宅で1人きりで勉強をしていると、どうしてもモチベーションが下がってきてしまいます。トレビアンフランス語アカデミーでは、LINEで他の受講生さん達ともつながれるコミュニティがあります。近くに住む受講生さん同士が友達になって一緒に旅行をしたり、仕事でコラボをしたりということも起こっています。また日本や世界各地で、オフ会も開催して受講生同士で会う機会も作っています。

「フランス語を習得したい」という同じ目的を持った仲間同士で、お互いに有益な情報を交換しあったり励まし合って、フランス語を勉強していきましょう!

 

 

従来の学習方法 vs トレビアンフランス語アカデミーでの
学習方法の比較

独学、または語学学校に通う従来のフランス語の学習方法と、トレビアンフランス語アカデミーでの学習方法を比べてみました。

 

 

 

このような方におすすめします。

 フランス語圏への留学・駐在・移住を予定している方

 フランス人のパートナーや子どもとフランス語で話したい方

 旅行先や趣味でフランス語をもっと楽しみたい方

 フランス語を仕事(観光・接客・翻訳など)に活かしたい方

 基礎をやり直して、自信を持って会話できるようになりたい方

 独学では続かなかったけれど、今度こそ本気で身につけたい方

プログラムの詳細をお知りになりたい方は、ぜひ一度体験レッスンにご参加ください。