前置詞のde を伴うフランス語の動詞

最終更新日:2020年11月17日

今日は、うしろに前置詞の de が必要なフランス語の動詞をまとめてみたいと思います。

なぜ de のつく動詞をまとめるかというと、これらの動詞の後ろにくる名詞を、de ごと中性代名詞の en に置き換えたり、または関係代名詞の dont に置き換えることがよくあるからです。de のつく動詞でよく使うものの数はそれほど多くありませんので、これらをすべて覚えればまず困ることはないでしょう。

前置詞のde を伴うフランス語の動詞、動詞句

前置詞 de を伴う動詞 例文
avoir besoin de ~ ~を必要とする Tu as besoin de ce livre?
君はこの本が必要かい?
avoir envie de ~ ~が欲しい、~がしたい Il a envie de ce voyage.
彼はその旅行をしたい。
avoir honte de ~ ~を恥じる Il a honte de cette histoire.
彼はその話を恥じている。
dépendre de ~ ~しだいである Il dépend de cette entreprise.
彼はその会社に依存している。
parler de ~ ~について話す Elle a parlé de son petit ami.
彼女はボーイフレンドのことを話した。
douter de ~ ~を疑う Je doute de sa promesse.
私は彼(彼女)の約束を疑っている。
être fier de ~ ~を誇りにしている Elle est fière de cette victoire.
彼女はその勝利を誇りに思っている。
se servir de ~ ~を使う Je me sers souvent de ce dictionnaire.
私はこの辞書をよく使う。
se moquer de ~ ~をばかにする Il se moque du monde.
彼は世間を馬鹿にしている。
se souvenir de ~ ~を覚えている Je me souviens bien de cette histoire.
私はその話をよく覚えている。
rêver de ~ ~の夢を見る、夢見る Je rêve de ce voyage en Italie.
私はそのイタリア旅行を夢見ている。
manquer de ~ ~が足りない、欠けている Nous manquons surtout de temps.
私達には特に時間がない。
prendre soin de ~ ~に気を配る、面倒を見る Il prend soin de sa mère.
彼は母親の面倒を見ている。
se méfier de ~ ~に用心する Je me méfie de cet homme.
私はその男に用心している。
s’occuper de ~ ~の世話をする、~に携わる Elle s’occupe de l’enfant de sa voisine.
彼女は隣人の子供の世話をしている。

 

前置詞 de のついた先行詞を表す、関係代名詞のdont

関係節の中の名詞や動詞、形容詞などに de がついている場合には関係代名詞の dontを用います。

parler de ~ 「~のことを話す」

 

Voilà le film ; je vous ai parlé de ce film hier.
これがその映画です:昨日あなたにその映画について話しました。

Voilà le film dont je vous ai parlé hier. これが、私が昨日話した映画です。

 

parler de ce film には de がついているために、関係代名詞は dont になります。

avoir envie de ~ 「~が欲しい」

 

Ma femme a envie d’une bague. Cette bague coûte cher.
妻は指輪が欲しい。 その指輪は高い。

La bague dont ma femme a envie coûte cher. 妻が欲しがっている指輪は高い。

 

avoir envie d’une bague には de がついているために、関係代名詞は dont になります。

 

「de + 物を表す名詞」の代わりとして使われる、中性代名詞の en

 

avoir besoin de ~ 「~を必要とする」

 

Tu as besoin de ce livre ?  君はこの本が必要ですか?

Oui, j’en ai besoin.  はい、(それが)必要です。

 

avoir besoin de ce livre のように「de +物を表す名詞」なので 中性代名詞のen で置き換えます。

se souvenir de ~ 「~を覚えている」

 

Tu te souviens bien de cette histoire? 君はその話を覚えているかい?

Oui, je m’en souviens bien.  うん、それをよく覚えているよ。

 

se souvenir de cette histoire のように「de +物を表す名詞」なので 中性代名詞のen で置き換えます。


上の表にあげた deを伴う動詞を覚えておけば、中性代名詞の en や関係代名詞 の dont を使う時にも困りません。これらの動詞を使おうと頭で思った瞬間に、en や dont を使う準備するように訓練しましょう。

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4件のコメント

  1. ありがとうございます

    • De rien !

  2. こんにちは。いつも拝見しております。たいへん勉強になります。ありがとうございます。過日、別のサイトで、「Je n’aime pas la facon dont tu le moques d’elle. 」という文章を見つけましたが、何か変な感じがするのですが。以下はどうでしょうか?「dont」に関する質問をさせていただきました。ご教示のほどよろしくお願いいたします。敬具
    Je n’aime pas la facon dont tu la moques.
    Je n’aime pas la facon dont tu moques d’elle.

    • Bonjour 琵琶湖の仙人さま, いつもありがとうございます。

      Je n’aime pas la façon dont tu le moques d’elle.
      は間違いで、正しくは
      Je n’aime pas la façon dont tu te moques d’elle. 「私はきみが彼女をばかにするやり方が好きじゃない」

      「…をばかにする、からかう」は、se moquer de… という代名動詞を使いますので、
      se の部分を主語の tu に合わせて te として入れるのを忘れないでください 🙂

      Bonne journée

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