フランス語の別れの挨拶

今日はフランス語で別れの言葉、挨拶をどのように言うのかを勉強してみましょう。

一般的なフランス語の別れの挨拶

最も一般的な「さようなら」は

といいます。[r] の発音が苦手な我々日本人は、最後の [r] を強く発音してしまいがちですが、ほんの軽くのどを鳴らす感じで十分です。”revoir” の “re” の中の [e] も、日常会話ではほぼ発音しなくてもいいです。”rvoir” という感じで軽く発音してみましょう。

別れが夜であれば

これも最後の [r] はごく軽く発音をします。

友人同士などの親しい間柄であれば「じゃね！」という感じの

Salutは別れ際だけでなく、会った時に「やあ」という意味でも使います。

“Ciao” はイタリア語ですが、フランス人達も別れ際に「バイバイ！」という意味で使います。

以上が一般的に使う「さようなら」という意味の挨拶ですが、日常会話ではこれプラス一言加えることが多いです。では、「さようなら」に加える表現を見ていきましょう。

À～を使ったフランス語の別れの挨拶

demain [ドゥマン]は「明日」という意味です。à  は「どこどこで」「いついつに」という意味の前置詞なので、à　の後に名詞や副詞を持ってくることで、「またどこどこで会いましょう」「またいついつに会いましょう」というような別れの表現を作ることができます。「さようなら」と組み合わせて、

Au revoir, à demain. 「さようなら、また明日ね。」

というように言います。

“À～ ” の表現を集めてみました。

”lundi”のところを別の曜日に置き換えて使いましょう。

若い人たちはこれ↑を縮めて

とよく言います。スマホなどのメッセージでは　A + 　と書きます。

semaine = 週（女性名詞）、 prochain = 次の

このように “À la prochaine fois.” のfois 「回」を言わずに、prochaine「次」とだけ言う場合もあります。

一年に一度しか会えない人には、このように「また来年にね」と言って別れましょう。

Bon /bonne を使ったフランス語の別れの挨拶

ここでは「よい」という意味の Bon（女性形はbonne）を使った別れの挨拶を覚えましょう。フランス語では、「さようなら Au revoir.」の後に上で習った “À～”の挨拶をつける他にも、「よい～を願っています！」という表現をひとこと添えることが非常に多いです。その時の状況に合わせて適当な表現を選びましょう。

後ろに男性名詞が来る場合には « bon （ボン）»、女性名詞の場合には « bonne ボンヌ » になりますので、発音の違いに気をつけてください。

以上の表現だけに限らず、bon/bonne の後に好きな名詞をつければ挨拶になります。例えば

のように、bon の後に名詞を入れればOKです。

いかがでしたか？みなさんも別れ際には単に「さようなら」だけでなく、「また今度ね」「よい週末を」などと一言添えるようにしてくださいね。また、「よい～を！」と相手に言われた時には、必ず « Merci !» 「ありがとう」と返しましょう。そしてその後に、

または親しい人になら « toi （きみ）»を使って

と返すのが礼儀です。Bon courage !