フランス語の時間の言い方

最終更新日:2020年4月22日

今日はフランス語での時間の言い方を勉強しましょう。

「(いま)~時です。」

という言い方は、非人称の il を使って

Il est …heure(s).   [イレ… ウーる]

といいます。heure は英語の hour にあたって「時間」という意味ですので、 この前に数字を置けばいいわけです。(heure の発音はカタカナで書き表せないので、実際の音をよく聞いて真似をしてください。[eu] は日本語の「ウ」よりも口をゆるく開けて発音します。)

 

例えば「(いま)3時間です。」と言いたければ

Il est trois heures.  [イレ トろワズーる] 3時です。

 

となります。1時の時は単数形の heure ですが、2時以降はsをつけて複数形の heuresになります(発音は変わりません)。

ここで気を付けなければならないのが、「2時」と「12時」の発音です。カタカナではどちらも [ドゥズーる]としか書き表せないのですが、

deux の [eu] と

douze の [ou] は

発音が違います。

12 [ou] の方は唇をすぼめて出す「ウ」という音になりますが、2 [eu] は唇を丸めずに少し開け気味で発音する「ウ」です。二つの音をよく聞き比べてください。

私はフランス語初心者のころ、「2」と「12」の違いが聞き取れず、フランス人のボーイフレンドを2日間牢屋に入れてしまったことがあります。みなさんも2と12の聞き間違いにはご注意ください。

私の聞き間違いのせいで独房に入れられた彼の話

フランス語の時間の言い方:何時何分

さて「時」は分かりましたが、「分」はどう言うのでしょうか。

(いま)3時10分です」といいたければ、

Il est trois heures dix.  [イレ トろワズール ディス] 3時10分です。

 

のように、「時」の後に分の数字をつけるだけです。10 minutes [ディ ミニュット] と「分」まで言う必要はありません。

フランス語の時間の言い方:正午と午前0時

お昼の12時の場合には、Il est douze heures. 「12時です」と言うよりも

Il est midi. [イレ ミディ] 正午です。

 

と言います。

 

夜中の12時であれば

Il est minuit. [イレ ミニュイ] 午前零時です。

 

となります。

フランス語の時間の言い方:午前と午後

フランス語では、英語のようにam/pmを使って午前と午後を表すよりも、24時間制をつかうことが多いです。例えば午後2時であれば、

Il est 14 heures. [イレ キャトーるズーる] 14時(午後2時)です。

 

と言い、午後11時は

Il est 23 heures. [イレ ヴァントろワズーる] 23時(午後11時)です。

 

と言うことが多いです。

もちろん必ず24時間制で言う訳ではなく、午前 « matin »、午後 « après-midi »、夜 « soir »をつける場合もあります。

例えば「午前10時です」と言いたい場合には、

Il est dix heures du matin. [イレ ディズーる デュ マタン] 午前10時です。

 

といい、「午後10時です」と言う場合には

Il est dix heures du soir. [イレ ディズーる デュ ソワーる] 午後10時です。

 

といいます。

また、正午から午後5時ぐらいまでは 午後 « après-midi »を使って

Il est 5 heures de l’après-midi. [イレ サンクーる ドラプレミディ]

 

そして、午後6時ぐらいからは « soir » に変わります。

 

では、夜中の1時は « matin »でしょうか、 « soir »でしょうか?

午前1時は深夜なので « une heure du soir » と言いたくなりますが、minuit(午前零時)を過ぎたら « matin » になります。ですので、夜中の1時は

Il est 1 heure du matin. [イレ ユヌーる デュマタン] 午前1時です。

 

です。

フランス語の時間の言い方:15分、30分

「4時15分」と言いたい場合、フランス語では「4時と4分の1」という言い方をします。

Il est quatre heures et quart. [イレ キャットるーる エ キャーる] 4時15分です。

 

または

Il est quatre heures un quart. [イレ キャットるーる アン キャーる] 4時15分です。

 

のように言います。

 

同様に「4時30分」は「4時と半分」というように言います。

Il est quatre heures et demie. [イレ キャットるール エ ドゥミ] 4時半です。

 

「30分過ぎ」という意味で使われる場合には demieは女性形( heureが女性形でその半分なので)になりますので、最後のe を忘れないように。

15分= quart

30分= demie

フランス語の時間の言い方:~分前

日本語でも「9時50分」の場合には、「10時10分前」のように言うことがありますよね。フランス語でも同様で、

Il est dix heures moins dix. [イレ ディズーる モワン ディス] 10時10分前です。

 

のように、 moins (~より少なく、~を引いて)をつけて「~分前」と言い表します。

moins cinq = 5分前

moins vingt = 20分前

 

ここで「15分前」ですが、moins quinze [モワン キャーンズ]というようにそのまま「15分前」としてもよいですが、フランス人はむしろ「4分の1前」という方が多いです。

Il est dix heures moins le quart. [イレ ディズーる モワン ルキャーる] 10時15分前です。

 

「15分前」の場合には、quart の前に定冠詞のle が付きますので注意してください。


時刻の言い方はとてもよく使いますので、しっかりと覚えましょう。特に「15分、30分、15分前」と言った独特の表現は最初は慣れないので難しいですが、一般的な言い方なので使えるようにしてください。

私はフランスで外を歩いていると、よく時間を聞かれることがありました。その頃はまだスマホがない時代だったので皆が時計を持っているというわけではなく、「アジア人は必ず腕時計をしている」というイメージがあったのかもしれません。というわけで、あまりにもよく時間を聞かれたおかげで、フランス語での時刻の言い方を鍛えられました(笑)。

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