フランス語の動詞(4) : prendreの活用
ここでは prendre という動詞について勉強しましょう。
prendre にもたくさん意味がありますが、ここでは主に4つの意味をとりあげます。
- ものを手に取る、うばう、取り上げる
- ある方向・道に進む、乗り物に乗る
- 食べる・飲む
- AをBと取り違える
この動詞は、休暇をとる (prendre des vacances), 写真を撮る (prendre une photo), などのように日本語と同じく「とる」という言葉で置き換えられる場合もありますが、その他にも
- シャワーをする(prendre une douche),
- 地下鉄に乗る (prendre le métro),
- 食べる、飲む(例えばレストランなどで「何食べる?」という場合には Qu’est-ce que tu prends? と言えます)
というような場合にも使えるため、日本語学習者のフランス人はたまに、
「シャワーをとる」
「コーヒーをとる」
など、日本語では言わないところにも「prendre = とる」を使ってしまったりします。逆に日本人は、faire une douche (シャワーをする)などと言ってしまうのかもしれませんね。
このように、prendre、avoir、faire などの動詞は非常に多くの意味を持っていますが、日本語訳とは一致しない場合も多いですので、動詞を覚える時には頭を切り替えなければなりません。prendre(とる)、avoir(もつ)、faire(する)と直訳を覚えるだけでは十分ではありません。
prendre の直接法現在形の活用は、以下の通りです。
それでは、prendre の動詞の意味や活用を説明した動画をご覧ください。
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