フランス語のアルファベットの読み方

最終更新日:2020年5月20日

今日はフランス語のアルファベットの読み方を勉強しましょう。フランス語では英語と同じく26文字のアルファベットを使います。

それぞれの読み方は、ページの下にある動画で聞いてみてください。

特に私たちが間違いやすいのは

 

g [ジェ]

j [ジ]

 

です。英語と読み方が反対なので気をつけましょう。私は Gérard ジェラルドさんの G (ジェ)と覚えています。

さらに、母音 (a, e, i, o, u) と c の文字にはアクセント記号(accent)がつく場合があります。フランス語のアクセント記号は強弱をつけるためではなく、発音の仕方を変化させるための記号と考えてください。

自分の名前の綴りの言い方

アルファベットの読み方を最も使うのは、自分の名前のつづりをいう時です。レストランの予約をしたり、ホテルにチェックインする際にはよく名前のつづりを聞かれますので、すぐに言えるように練習をしておきましょう。

日本語でもメールアドレスなどを伝える際にはアルファベットのつづりを言うことがありますよね。特に電話では “B” “D” “P” “T” など伝わりにくいアルファベットのことを

Tokyo の T

などのように説明するでしょう。フランス語ではこれを

T comme Tokyo

のように、comme [コム] (~のように)という前置詞を使って言います。英語の T for Tokyo の forと同じ使い方です。

フランスでは通常、comme の後にそのアルファベットから始まる人の名前を置きます。以下は、”Alphabet téléphonique français” と言って、その昔、電報を打つ際などに聞き間違いがないよう使っていたアルファベットの言い方です。それぞれ、そのアルファベットで始まる人の名前が書いてあります。

 

ちょっと古い人名も入っていますが、基本的には人の名前を使ってつづりを言います。例えば、KEIKO という名前のつづりを言う際には、

K comme Kléber

E comme Emile

I comme Irma

K comme Kléber

O comme Oscar

このようにして、相手の聞き間違いを防ぐのです。もちろん、フランス人が知っている名前であれば別の名前に変えてもかまいません。例えば Kléber などは最近あまり使わない名前なので、Karine [キャリーヌ] などに変えても大丈夫です。

それでは実際にどのようにアルファベットを発音するのか、動画をご覧ください。

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