フランス語の r の発音の仕方

最終更新日:2020年5月27日

フランス語の r の音は、フランス語を特徴づける代表的な音です。実はこの r という子音はフランス語の子音の中で最もよく発音される音で、子音の約13%を占めるそうです。このように多く発音される音ですから、ぜひ上手に発音できるようになりたいですね。

さまざまなフランス語の r の音

現在フランス人が一般的に発音する r の音は、国際音声記号 (API: Alphabet Phonétique International, 英語ではIPA: International Phonetic Alphabet) で表すと[ʁ] と表記されます。この音はconsonne fricative uvulaire voiséeと呼ばれ、日本語に訳すと「有声口蓋垂摩擦音/ ゆうせいこうがいすいまさつおん」となります。のどの奥から出す摩擦音なんですね。

それに対して、国際音声記号で [R] と表記される r の音は、1940年代から1970年第頃にかけて、フランスの歌手エディット ピアフやミレイユ マチューさんなどが使っていた、のどの奥を震わせて出す r です。この [R] はconsonne roulée uvulaire voisée(口蓋垂ふるえ音/ こうがいすいふるえおん)と呼ばれる音です。ページ下にある解説動画でミレイユ マチューさんの歌をご紹介するので、ぜひこの震える rの音を聞いてみてください。

フランス語の r [ʁ] を上手に発音する方法

フランス語のrを上手に発音するには、下の位置が重要になってきます。

  1. 舌の先を下の歯の裏側にあてて、動かさない。
  2. 舌の奥は盛り上げて空気の通路を狭くする感じに。ただしのどの奥には舌はくっつけない。
  3. のどの奥から空気を摩擦させるようにしてかすれた音を出す。

 

r の後ろにくる音で、発音のしやすさは変わる

r の音を単体で出すのは簡単だけれども、単語や文章の中に組み込まれるとうまく発音できない、ということはありませんか?これは、次にくる子音または母音を発音するときの下の位置が、rを発音する際の下の位置から遠くなるほど難しくなると考えられます。

以下は私が考えた、後ろに続く音別の r の発音難易度です。

rの発音難易度1

r [ʁ] のうしろに何もつかない場合

r [ʁ] のうしろにe [ə]がくる場合

r [ʁ] のうしろに子音がくる場合 ([r]+[b], [r]+[k], [r]+[d]…など)

r [ʁ] のうしろにa [a]がくる場合

r [ʁ] のうしろにe [e, ε]がくる場合

r [ʁ] のうしろにi [i]がくる場合

r [ʁ] のうしろにu [y]がくる場合

rの発音難易度2

o [o, ͻ]がくる場合

rの発音難易度3

ou [u]がくる場合

みなさんにとってはどうでしょうか?それでは動画で発音の仕方を説明しますので、実際に r の音を発音をしてみて確かめてくださいね。

フランス語の r と l を間違えないで言う方法

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